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[ 2002年09月12日 14:11 ]
似非学問何が何を修飾するか 2 

以前にも似た話しましたが。

言葉って不思議で。まあ文脈から真意を判断できるとはいえ、論理的に考えるとどうも素直に納得しにくいときがある。

「画鋲で描いた絵を壁に貼る」


言うまでもなく「描いた絵」を「画鋲を使って壁に貼る」という意味ですが、この文だと画鋲を画用紙にブスブスと突き刺して、画鋲によって描かれた絵を貼る、という意味にとられてもおかしくない。

これは「描いた絵を画鋲で貼る」と言った方が意味の誤解は生じにくいが、それでは「画鋲で描いた絵を貼る」っていう表現は厳密に言うと間違ってるんですかね?

句読点などで
「画鋲で、描いた絵を壁に貼る」などと区切ることでわかりやすくするという手もありますが、そうなるとやはり「語順」的にはこのままでも日本語としては間違いではない、といえる・・のかな?

これについて掲示板に色々感想もらったので載せときます↓




名前: けいりん 投稿日: 2002/10/29(火) 12:57

結論から言うと間違いではないです。
言葉は確かに規則に従って運用されるけれども、その規則はじつにしばしば
曖昧であり、「文法」とはそれを敢えてわかりやすく切り出したものであるために、上記の例のように文法から漏れるような規則があったり、意味上のゆがみが生じたりわけですね。現に、句読点を使った「画鋲で、」のような句読点を用いた表現が、リズム上求められることは、決して少なくないと思います。実は私はこの手の表現が大好きで、修飾句が長い文で、あえて主語を頭に持ってくるとか、そういうのはよくやります。画鋲の例ほど意味にゆがみが生じるわけではないですが、「僕は、心がキレイで足が長く顔も美しいし歌が上手くてその上賢い君のことを愛しているんだ」という文章の場合、「僕は」は「愛してる」の前あたりに付けた方が構造がわかりやすく、意味が分かりやすい文になりますが、私は「僕は」ではじめる方が好き。まあこのぐらいマズい文章になると主語をどこに付けようとよろしくないと言う結論になりそうですが、ばあいによっては前にあった方が、リズムに変化が生じて面白いと思うんだよなあ。

名前: いっべー(管理人) 投稿日: 2002/10/29(火) 21:04

>修飾句が長い文で、あえて主語を頭に持ってくる

あー、よく見かけますね、こーいう文章!
現代文の授業とかでもよく見かけたような気がします。
(俺は(書くのが好きなくせに)本を全く読まない人なので、
昔見た教科書ぐらいからしかそういう例を見つけられない・笑)

いやー・・・俺はぁ・・こーいう表現は好きじゃないです。
現代文の文章でこーいうのを見つけると、
「もっと簡潔に表現できる文章をあえてややこしくしやがって!」とか
憤慨してましたね(笑)。

やはり文章に多く接してる人とそうでない人の違いですかねぇ、ここらへんは。
名前: T君 投稿日: 2002/11/04(月) 20:55

専攻なのでどうか口を出させて!
どの世界のどの言語にも、まったく同じコトバの列が2種類以上の
意味になりうる、という「構造的多義性」があります。
しょーがないことなんです。>>2ではいわゆる「常識」や文脈から
意味の判断をする余地がまだありますが、以下の例はどうでしょう...
「大きな男の子のズボン」大きいのは男の子?それともズボン?
「痩せたロバの飼い主」痩せてるのはどっち?
さらに拡張すれば、「痩せたロバの飼い主の息子の友達」

日本語はSVOの語順を基本的にとる言語ですが、
「助詞」があるので語順はあんまり大事じゃありません。
英語ならJohn hit Maryの順番変えてMary hit Johnにすると
全然意味が変わりますが、「花子が太郎を殴った!」も
「太郎を殴った花子が!」も内容は変わりません。
日本語では構造的多義性による誤解を避けるために
語順の置き換えができるのでまだいいほうです。上の例なら
修飾したい語のすぐ前に「痩せた」をもってくる。
しかし、痩せているのが「ロバ」だとしたら結構ヤッカイ。。。

名前: いっべー(管理人) 投稿日: 2002/11/05(火) 07:13

>T君
キミが好きそうな話題だと思っていたYO。
外来語(というか和製英語)スレにも見事にレス入ったしな(笑)。

そうそう、いい例文を出してくれたなあ。
やせたロバの飼い主、みたいに、文脈だけでは絶対的な正解が導き出せない、それこそ多義性の高い例文が思いつかなかった。そう、こーいう例文を出したかったのだよ。

>修飾したい語のすぐ前に「痩せた」をもってくる。

でも、やせてるのが飼い主だとしても、
「ロバの痩せた飼い主」とするよりはやはり「痩せたロバの飼い主」のほうが自然な感じがしますよね。しかしそうなるとやはり「どっちが・・」という話になるし、やれやれ、って感じです。

>しかし、痩せているのが「ロバ」だとしたら結構ヤッカイ。。。

表現方法自体を変えて
「飼い主の痩せたロバ」とでも置きかえるしかないっすかね。
でも何を飼ってるのかわからない段階でいきなり「飼い主の」ってのも変か。「彼の痩せたロバ・・」うーん、受ける印象があまりにも違ってくるか。
ゴメン、これ、ボツ(笑)。

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