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[ 2006年10月20日 00:53 ]
LIFE IN DOWNTOWN槇原敬之/店じまい【第二版】 

LIFE IN DOWNTOWNLIFE IN DOWNTOWN
槇原敬之

東芝EMI 2006-02-22
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曲:店じまい 歌詞(歌マップトップページ)



第一版でもレビューを書きましたがその続き、第二版です。
はい、今回もライブ映像があるので、歌詞と併せてごらんくださいませ。
これ、僕が行ってきたライブの映像です(また言ってるけど)


第一版では、
ただ「戦争反対」「命を大事に」という、それだけの平和主義をうたう曲ってだけじゃないんじゃないの?っていう問いかけで終わってしまったので、今回はその回答編というか詳しく書いていきます。

まあ僕がそう感じたってだけで真意のほどはわからないけどね。

とある銃職人のお話。

一人が作るのをやめたぐらいで銃がなくなるわけでもないし、
自分が生きていくには仕方ないと銃を作り続けてきた。

これ、言ってることは何も間違ってないよね。

人の命を危めることは間違いかもしれないけど、それは人の見方によってその意味合いは大きく違ってくる。

その国の存続・発展のためには戦争が必要だと言ってしまえばそれまでかもしれないし、これに反対する論拠もいくらでも用意することはできたとしても、しょせん人間の視点から見た主観的な価値観に基づいた考え方に過ぎない。

本当は何が正しいことかなんて誰にもわからないわけだ。

ただ、間違ってるか間違っていないかなんてもはや問題じゃないわけ。

問題はその人がどう考え、どう動くか、ってところに重きが置かれるんじゃないかな。

やめたところで銃は無くならない。
生きていくために必要。

ただ、それでもこの銃職人にとって銃を作り続けることは人として過ちの部類に入るという結論にたどり着いたわけ。それが本当に過ちなのかどうかはさておきね。

自分がやめたところで何が変わるかなんてこの銃職人にさえわからないだろうけど、自分が正しいと信じて進むべき道に進んだ。
ここが重要だと僕は踏んだわけ。

銃を作るか作らないか、っていうところじゃなくてね。

そもそも銃職人が主人公の歌を歌って、槇原は何を伝えたかったのか。

今の日本にどれだけいるかもわからない銃職人に聞かせたいと願いながら「戦争反対」を訴えたのか?

それでどれだけの銃職人がこの曲を聴くのか?

つまり、歌の主人公が銃職人であることそれ自体にはあまり意味はない。別のほかの人間でもいいわけ。

ただ、僕たちもこの銃職人と同じで、あとはその銃を作ることがどんな惨劇を生み出すものなのかを描写すれば、「僕たちもずるくて残酷な生き物なんだ」ってことを思い知らせることができる、ってわけです。

「仕方が無いから」「自分だけそうしても何も変わらないから」という理由をつけて自分をごまかしてるのは、こーいう銃職人だけじゃなくて、ほかならぬ一般人である僕たちにも同じことが言えるんじゃないかって思うわけ。

資源の無駄遣い、環境破壊の類なんかもそうじゃないの。

友達との交流で、その場の雰囲気に合わせて誰かを傷つけてしまったりだとかね。

この曲の「銃職人の話」からはかけ離れてても、誰もが生きる上でこーいうごまかしだとか自己正当化を行いながら誰かを傷つけているという意味では僕たちもこの銃職人とは何も変わらない。

槇原の曲でLOTUS IN THE DIRTっていう曲がある。

言うことを聞かない犬を必要以上に叱った
自分の中に真っ黒い泥が詰まっていると知った

(「かわいそう」と眉をひそめて「自分じゃなくて良かった」って
安心しているだけ ただそれだけなのが怖くて)

「皆そんなもんだよ」 その言葉に何の意味があるんだろう
そんなことを確かめるために生きてるなんて思えない


自己嫌悪に陥る自分に
「人間だからそれは仕方ないよ、そんなこともあるよ」
という考え方もあるかもしれないが、それはただの正当化に過ぎないんじゃないか、と再認識させてくれる歌なんだけど、「店じまい」は、この「LOTUS IN THE DIRT」に似ているな、って僕は思ったね。

あるいは「太陽」かな。

今まで一度も自分にウソをついたことがなかったか
違うのに正しいとやりすごしたことはなかったか
問いかけた時に気づく(以下略)


人間てのは自分に甘い。
ごまかそうと思えばいくらでも正当化できちゃう。
それを戒めてくれるのがこの、
「LOTUS IN THE DIRT」とか「店じまい」って曲なんだと僕は思う。
「これはただのたとえ話じゃない」もそうかな。

さて、改めてなんでこの曲の主人公が銃職人なのか考えてみよう。

人の命の大切さを説いたり、戦争反対を訴える趣旨ももちろんあるだろう。

そして銃なんて僕たちの日常生活からはかけ離れた全く無関係で他人事のような話だけど、決して無関係の「物語」ではなく、実は、
「仕方の無いことだ」と自分に言い聞かせながら誰かを傷つけ続ける銃職人と、僕たちは同じことをしているのかもしれないんだぞ、と。

そう考えるとすごく怖いと思いませんか。

もう一度自分たちの振る舞いを見直すきっかけになるかもしれない。

これ、誰だっけな・・・友達に話したら
「お前スケールでけえな!」とか言われたけど。
やっぱ俺の考えすぎなのかね。

だってさ、一人の銃職人が銃を作るのをやめました、
めでたしめでたし、って、ほんとにそれだけだと思いますかコレ。
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